佐保会大阪支部

~二胡の音色が遠い思い出とひと時の安らぎを醸し出す
郷愁のコンサート~

二胡演奏

【李 亜紀氏】

ピアノ演奏

【井上 晶紀子氏】

   

1.愛のあいさつ (エドワード・エルガー 作曲)
2.牧歌 (中国曲)
3.チャールダーシュ (ヴィットリオ・モンティ 作曲)

二胡の説明

【寺田 道子氏と司会 滝沢 由紀子さん】

寺田氏の二胡では、棹は紫檀でできており、皮琴にはニシキヘビが使われているそうです。
寺田氏は、ニシキヘビが大の苦手だったため、羊の皮から練習を始められたというエピソードも。
お二人の掛け合いは、大変軽快でユニークでした。

   

【李 亜紀氏と寺田 道子氏】

4.愛燦燦 (小椋 佳 作曲)
5.昂 (谷村新司 作曲)
6.シルクロード (喜多郎 作曲)
7.戦馬奔騰 (中国曲)

演奏風景

二胡の美しく優雅な音色に魅了されました。
「戦馬奔騰」では、荒らしく雄叫びをあげ、戦馬の大群が駆け巡る様子が目に浮かぶような迫力ある演奏でした。

皆さん歌いましょう!

8.上を向いて歩こう (永六輔 作詞・中村八大 作曲)
9.あの素晴しい愛をもう一度(北山修 作詞・加藤和彦 作曲)

山田支部長からお礼のあいさつ

優しい音色の中に、力強さが混じる素晴らしい演奏を、有難うございました。胸の奥深くまで響き、とても懐かしく感じました。 今まで1000年以上、人々に愛されてきた民族楽器との事、感動いたしました。
10年前の総会の時も、演奏をお願い致しまして、こころよくお引き受けいただきました。 また今回も、心温まる演奏をご披露いただきまして、感謝いたします。
このように二胡の演奏を通じまして、10年後に再会し、皆様の演奏を聴くことができるなんて、想ってもみませんでした。 不思議な御縁と、驚きを感じました。
心よりお礼申し上げます。

二胡について

二胡はその「胡」の文字から、元は西域でうまれ、シルクロードを通って中国に伝わったと言われています。以来、人々に愛され1000年以上の歴史を今につなぐ中国の民族楽器です。二胡の最大の特徴は、弦が二本で、その間に弓毛がはさまっており、外側の弦と内側の弦をこすって演奏するという、ほかの楽器には見られないところにあります。筒状の共鳴胴と棹は、紫檀や黒檀の密度の高い堅い木が使われ、 共鳴胴の片側にはニシキ蛇の皮が張られています。この二つの素材が二胡特有の音色に重要な影響を与えています。 弓には馬の尾の毛が使われています。

演奏者紹介

 
李 亜紀 氏 中国遼寧省出身。日本二胡振興会理事、日本二胡学会理事。
国立瀋陽音楽院卒業。
1989年来日。神戸大学教育学部音楽科卒業後、二胡演奏家、二胡指導者として、演奏会をはじめ 二胡の普及、日中文化交流等幅広く音楽活動を行っている。
寺田 道子 氏 小学校教諭退職後二胡に出会い、李亜紀氏に師事。
2007年、二胡サークル「あかつき」を結成し、各種イベントでの演奏や 福祉施設等でボランティア活動を行っている。
井上 晶紀子 氏 (ピアノ)大阪音楽大学音楽部器楽学科ピアノ科卒業。李亜紀氏 との出会いを機に、二胡合奏「アジサイ合奏団」の専属ピアニスト として活動している。
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