NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」で、はまり役の徒然亭草原を演じ、
人気が一気に高まりました。大好きなサッカーもゆっくり観戦できない位仕事がお忙しいとか。
1994年 故 桂 吉朝師匠に入門して、落語への情熱を学び、その後米朝師匠の下で、
落語家としての“たたずまい”を学びました。
ブレーク以前から、若手としての実力は認められていたのですが、最近とみに力がつき、
自信が感じられます。
「一つひとつの所作の確かさに裏付けられる空間を掌握する力。
<一人芝居>の巧みさが、古典のストーリーの持つ普遍的なおかしみを補い、
時には増幅させる。
終演後は<繁盛亭名物>のお見送りに飛び出し、記念撮影やサインに律儀に応えていく。
全体に目を配る“親切さ”が幅広いファンの心をつかむ(2009年4月21日朝日新聞)」
落語という芸に対する愛情、可能性を信じる大師匠米朝の偉大さを知り、若
い世代をいかに増やしていけるかを考えておられます。
押し寄せる人気に浮つくことなく、どっしりと構えた姿勢で高座に臨み、
将来の落語家として期待されています。 |