平成13年度




講師

昇 幹夫先生
「元気で長生きPPKのコツ」
参加者の顔には自然と笑みが・・・
「PPK」とは、ピン、ピン、コロリの略です。


人間の体内では、毎日5000個のがん細胞ができます。


そして、その1個のがん細胞が、早期ガンといわれる


1cm、1gの大きさになるには約10年もかかると言われています。


このがん細胞を処理してくれるのが、


ナチュラル・キラー(NK)細胞ですが、


この免疫システムの働きは年齢と共に低下していきます。


がんが増えてきたのは、


日本人が長生きをするようになってきたからだといえるでしょう。


この免疫系は、ストレスをためないようにし、


前向きに生き甲斐を持って生きることで活性化します。


特に、「笑う」ということは、ストレスホルモンを減少させるそうです。


これからの人生、


笑顔でいつも明るく楽しく過ごしていきたいですね。




さからわず いつもニコニコ したがわず




この言葉で、お話は締めくくられました。

とてもユニークなお話でしたので、
場内は、笑い声と共にステキな笑顔で

いっぱいになっていました。

昇 幹夫 先生のプロフィール
1947年、鹿児島県生まれ。
九州大学医学部卒業。専門は、麻酔科・婦人科。
大阪市や半田市で産婦人科診療も行いながら、


「日本笑い学会」副会長として笑いの医学的効用を研究。


前向きな楽しい極楽トンボの生き方が高齢社会をダ


イヤモンドエイジにする長生きの秘訣と説き、


現在は「元気で長生き研究所」所長として


全国を講演活動中の自称『健康法師』。


97年夏、ガン患者15名とともにモンブラン山麓トレッキングツアーに


参加し「生きてる」という実感のある生き方とは何かをともに考えた。


2000年8月22日がん克服日米合同富士山登山に参加し


生きがいを持って生きることが闘病にどんなに役立つかを


広く社会に訴えた。


NHKラジオ深夜便で「笑いは心の絆」と題して放送、


98年10月には「おもいっきりテレビ」にも出演。


笑うことは健康にいいことを実験で証明した。